東京板橋の低温乾燥機「愛工房」まで、役員にて視察してきました。
杉を活かす低温乾燥機に関心が深まる中、実際に目で見て話を聞く事が必要なので、理事長をはじめとする役員4名と、桐生市の伝統構法を手掛ける建築家、そして地場の木材を製材する製材所の方、計6名にて板橋に伺いました。
愛工房ビル内にある低温乾燥機「愛工房」を前に、開発者の伊藤好則氏です。
日本の隠された財産である「杉」について熱い思いを語って下さいました。
床壁天井と乾燥機の中は、杉と桧の木材で造られています。
高温乾燥の場合は、木材の養分がヘドロ状となって外に排出してしまうために水洗いが必要であり、高温に耐えるためにもコンクリートと鉄板で囲われているものです。
愛工房ビル4階のホールもふんだんに杉が使われています。
防火地域である東京板橋区の中心街で、内外木構造の4階建てビルの建造はこれまで不可能でありましたが、役所の厳しい審査をクリアして板橋区初の木構造ビルが建ちました。
東町出身の板橋区議会議員である松島先生も、東町の木材を東京で活かせるよう積極的に応援して頂いています。
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